5年ごとに行われる「国勢調査」は、日本に居住している全ての人及び世帯を対象に実施され、国の最も重要な統計調査です。
「西暦が5の倍数の年」に実施され、2020年の今年は国勢調査の年となります。
今の時点では、2015年(平成27年)が最新となります。
生涯未婚率とは「45~49歳」と「50~54歳」未婚率の平均値から、「50歳時」の未婚率(結婚したことがない人の割合)を算出したものです。
生涯を通して未婚である人の割合を示すものではありませんが、50歳以降に結婚する方の割合が少ないことから、生涯独身でいる人がどのくらいいるかを示す統計指標として使われています。
2015年における生涯未婚率は、男性23.4%、女性14.1%と飛躍的な伸びを示しています。
男性はおよそ4人に1人、女性は7人に1人程が生涯結婚することなく過ごすことになります。

結婚しても、およそ3組に1組が離婚すると言われています。
平成27年の婚姻件数の推計は63万5000組、離婚件数は22万5000組となっており、約3組に1組の割合で離婚している計算になります。
過去に遡っても、ここ15年の婚姻件数と離婚件数がおよそ3:1になる状況が続いています。
この事実が、およそ3組に1組が離婚すると言われる所以です。
(婚姻の数が近年になり減ってきているために、離婚の割合が大きく見えているだけとの指摘もあり、少し大げさだと言った意見もあります)
総務省統計局が公表している「離婚率」という指標があります。
人口1000人に対し年間の離婚件数を示した指標です。
全国平均は1.7ですが、都道府県別に見ると北海道は平均を上回り1.92で、47都道府県中4位といったランクになっています。
北海道は離婚率が高い地域と言えます。
(ちなみに1位は沖縄県2.44で他都道府県を圧倒しています)

離婚率1.92と言われてもピンときませんね。
今回は、「およそ3組に1組が離婚する」という割合を使い、とても大雑把ですがミドルシニアにおける「独り身」の概数を捉えてみましょう。
50代の男性が100人いれば、23人が未婚と考えれば、およそ77人は結婚歴がある事になります。
3組に1組が離婚する時代、77人の内の26人は離婚経験者と言えます。
50代男性が100人いれば、49人が未婚又は離婚経験者であり「妻がいない」可能性があります
同じように、50代の女性が100人いたとしましょう。
およそ14人が未婚と考えると86名が結婚経験があります。
86名の内、3分の1が離婚すると考えれば、およそ29人が離婚経験者と言えます。
100人の内、43人が未婚又は離婚経験者であり「夫がいない」可能性があります。
生涯未婚率だけを比べると、男性23.4%、女性14.1%と差がありましたが、「独り身」と考えれば男性49%、女性43%となり、男女の差は縮小傾向にあります。
50代においては、男女およそ4割以上の方がパートナーのいない独り身と推測されます。
これでは、日本の結婚制度は崩壊したと言っていいでしょう。